パイナップルの花 パイナップル科 アナナス属 果物屋で買ってきたパイナップルの先端の葉っぱを挿し木して育てた物です。 鉢植えなので、リンゴ大の果実ですが、味は普通にパイナップルです。 |
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コンニャクの花 オモダカ目 サトイモ科 コンニャク属 こんにゃくの花を咲かせてみました。 ちょっとキモイ独特な花です。 薬臭い変なにおいがします。 形は典型的なサトイモ科の花ですが、かなり巨大になり、存在感があります。 こんにゃくは、子芋から数年栽培して、十分大きな芋にならないと花を付けません。 「赤城大玉」と言う品種と思われます。 |
花が咲く前のコンニャク芋で、中央の赤い芽が花芽です。 指が突き出しているように見えるのが子芋で、先端の赤い所が翌年用の芽になります。 結構グロい外観です。 キモグロ系の観葉植物としても面白いです。 |
花が咲いた後に出てきた葉っぱです。 芋が小さくなると聞いてましたが、結構大きな葉が出ました。 葉が沢山あるように見えますが、これ全体で一枚です。 葉や茎の感じは「天南星」のグループと似てます。 |
金鯱 エキノカクタス属 強刺類 金色のトゲの巨大に育つサボテンです。 玉サボテンのなかでも大きく育つ種類です。 原産地では絶滅寸前らしいのですが、養殖がうまくいってるので、沢山流通しています。 この株は40年くらい栽培している物で、もう少し大きくなると開花が期待できます。 久しぶりに植え替えをして、鉢を大きくしました。 このサイズになってくると、重くなってて、植え替えは大変です。 トゲだらけなので、発砲スチロールをトゲ避けとして使って持ち上げました。 |
ランポー玉 アストロフィツム属 有星類 トゲが無く表面に星のように毛が生えてます。 端正な五角形で作り物のようです。 この個体は古株なので、もう太くならず、高さが少しずつ高くなってます。 |
天紫丸? ギムノカリキウム属 赤系統の斑入りの個体です。 寒くなると紫色になってきます。 斑入りの個体は一般には高価ですが、これはホビーショップの園芸売り場で見つけた掘り出し物です。 サボテンの斑入りは作り物めいていてきれいです。 ギムノカリキウム属のサボテンは雑種が多いですが、この個体もたぶん雑種です。 |
ユッカ(厚葉君が代欄) キジカクシ科 リュウゼツラン亜科 イトラン属 北アメリカ原産 日本には明治時代に渡来しました。 我が家では日照不足のせいか、たまにしか開花しません。 虫媒花ですが、これを受粉させる昆虫が日本にはいないので、国内では実が成りません。 葉の先端が鋭いトゲになっているので、取扱には注意する必要があります。 花は大きな花序が出てきて派手です。 耐寒性もかなりあります。 葉を切ってきて、水に浮かべるとボート遊びができます。 |
チェリープリンセス ベンケイソウ科 グラプトペタルム属 メキシコ原産 本体は通常のロゼットですが、名前と花はど派手です。 暑さには少し弱い気がします。 もらい物ですが、ようやく花を付けました。 春咲きですね。 |
ブルビネ(花アロエ) ユリ科 ブルビネ属 南アフリカ原産 普通のアロエより多少寒さに強く、八王子でも戸外で越冬します。 霜が降りると葉が痛みますが、枯死することは無いようです。 暖かい時期はいつも花を付けています。 じりじり増殖してます。 2018年の寒波で枯れてしまいました。 -8℃位まで下がったので、耐えられなかったようです。 |
パンパグラス イネ科 コルタデリア属 南米原産。 巨大なススキのような草です。 ・・・かなり大きくなるので、家庭の庭に植えるには、ムリがありますね。 花穂は、ドライフラワーなどに利用されます。 |
カップメドゥーサ エアープランツです。 パイナップル科ティランジア属のグループです。 まともな根が無く、葉から水分を吸収します。 ・・・それも夜のみにです・・・昼間、水をかけても吸収しないので注意です。 この植物は、花が咲くとその株の成長は止まって、脇から新しい株が出てくるという性質があります。 |
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上の写真と同じ株です。 後に、もう一回花が咲いたので、3株の塊となってます。 ・・・手前側のが新しい株で、右のが上の写真と同じ株です。 我が家に来て、4年を超えました。 |
エアープランツの寄せ植えです。 園芸店で入手した溶岩に透明のゴム系接着剤で貼り付けてあります。 自分でしがみつくための根を伸ばしてくればそのままくっつくはず? 赤っぽい葉のは・・・・カピタータ・ピーチ 小振りの株は・・・・・・イオナンタ 糸のような葉の株は・アルゲンティア カピタータ・ピーチは成長が早いようで、他の株に対して大きくなりすぎてます。 植え替えるとするとどうする? エアープランツは、高原を産地とする物が多いので、高温多湿の環境は苦手です。 一日の間に高温乾燥の昼と、低温多湿の夜が繰り返される環境が本来は必要です。 |
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13年経過した2018年の状態です。 イオナンタとアルゲンティアは何年か前に枯れてしまったので、イオナンタは植え替えし、テクトラムを新たに追加しました。 右下の銀毛の沢山生えたのがテクトラムです。 カピタータは大きくなってませんが、子株が出来てます。 ・・・水やりが不足気味のようです。 |
2022年初冬 上記の写真から4年経過してます。 イオナンタが開花しました。 イオナンタは開花時に葉が紅葉するようで、中心の葉が紅くなってます。 |
ファシキュラータ パイナップル科ティランジア属 これも、エアープランツです。 我が家に来て、4年を超えました。 購入時より一回り大きくなりました。 この株は成長が遅いようで、まだ開花も見てません。 |
キセログラフィカ パイナップル科ティランジア属 大型のエアプランツです。 乱獲により個体数が減少してしまい、SITES IIの保護が掛けられてます。 長らく入手難でしたが、養殖に成功したようで、再度流通するようになりました。 |
ベイレイ パイナップル科ティランジア属 作り物のような質感のエアプランツです。 コーヒーの樹に着生させました。 庭に出しておくと、雨水のみで調子を維持しているようで、段々大きくなってます。 着生ランのデンドロビュームも一緒に着生させてます。 |
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ベイレイ2 14年目にして花が咲きました。 花は薄い紫色です。 |
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ベイレイ3 花が終わったら脇芽がでてきました。 |
ビカクシダ (プラティケリウム・ビフルカツム) ウラボシ科 ビカクシダ属 オーストラリア原産 熱帯の着生シダです。 小さい株を買ってきたのですが、大分大きくなりました。 根元の茶色い部分は貯水葉と言うものらしく、雨水をため込んでおく仕組みらしいです。 着生植物は水やりの加減が難しいですが、このシダは水が不足してくると葉が垂れてくるので、これを目安としてます。 |
モンステラ・デリシオーサ サトイモ科の観葉植物です。 中米原産 園芸店でよく見かける、ヒメモンステラではないので、相当巨大です。 正直な所、普通の部屋に置くにはかなりムリがあります。 写真は数年前ですが、大きな葉は60cm近くあり、全体で二畳近く占拠してしまいます。 これ一株で、部屋がジャングルとなること請け合いです。 割と丈夫な植物で、育てやすいです。 熱帯植物としては、多少の耐寒性があります。 光が強すぎると、根ばかりのばして、葉が でません。 窓際に置いたら、二年ほど一枚も葉がでず、日陰に移動したことがあります。 |
ハイビスカス チボリという品種。 アオイ科 芙蓉属 花は小振りですが、つやが有ってちょっと変わった感じの花です。 調子が良いと、通年、花を付けます。 |
ノウゼンカズラ ノウゼンカズラ科 中国原産です。 きれいな花の咲く蔓性の木です。 |
アカンサス キツネノマゴ科 地中海沿岸が原産です。 割と大きな草です。 建築や意匠などのデザインに、古代からたくさん採用されています。 古い例では、ギリシャ建築の柱の上部の飾りでしょうか。 |
イチハツ アヤメ科 中国原産です。 イチハツは、この色のと、白色のをよく見かけます。 湿った土地には合わず、乾燥地の方が調子がいいです。 アヤメの仲間は、北方系の植物なので、寒さには強いです。 |
アヤメ(綾目) アヤメ科 日本、朝鮮、シベリアなどの原産です。山などでも沢山生えています。 花びらの模様が綾の目なので"あやめ"だそうです。 |
カトレア ラン科 カトレア属 カトレア系は、中南米原産です。 代表的な洋ランですね。 半日陰で育てないと、葉焼けしてしまいます。 暖かい季節は、庭の木陰においています。 水は雨水のみです。 |
デンドロビウム ラン科 デンドロビウム属 デンドロビウム系は、アジア、オセアニアが原産です。 直射光でも、割と平気です。 洋ランの仲間は、着生種が多く、乾燥には強いですが、湿気った環境だと腐ってしまいます。 |
シンビジウム ラン科 シンビジウム属 シンビジウム系は、アジア、オセアニアが原産です。 日本のシュンランも近い種類ですね。 ランの用土は、過湿で腐ってしまうのを避けるために、水はけを良くします。 我が家では、もらった時の水苔植えで腐りそうになった反省から、軽石で栽培しています。 外においておけば、水やりも不要で雨水のみで、調子を維持しているようです。 |
コダカラベンケイ ベンケイソウ科 カランコエ属 マダカスカルが原産です。 葉の縁から子株を増やすので、ハカラメともいわれているようです。 めちゃくちゃに繁殖力があります。 ただし、寒さには弱いので冬は室内に取り込む必要があります。 1mほどまで背丈が高くなると、正月前後に写真のような花を咲かせます。 ちょっと変わった花で面白いのですが、草丈が高くなるのが難点です。 矮性になれば、鑑賞価値が上がるのですが・・・ |
クロッカス アヤメ科 クロッカス属 地中海沿岸 原産 早春の花です。 小さな草なので、可憐です。 丈夫な草で、植えっぱなしで放置しても、問題ありません。 クロッカスの仲間には、黄色の香料として使われるサフランがあります。 |
クレオメ(西洋風蝶草) フウチョウソウ科 クレオメ属 南アフリカ原産 歩道の割れ目から生えていました。 面白い形の花です。 一年草です。 |
ヤツガシラ(八頭) サトイモ目 サトイモ科 東南アジア 原産 いわゆる、里芋です。 この品種は、小芋と親芋が合体してしまっているので、球根のあちこちから芽が出ているように見えるため、頭が沢山あることから、"八頭"となったようです。 写真のように、水盤に置いて発芽を楽しむ観葉植物として、昔からポピュラーです。 サトイモは、親芋はえぐみがあって食べられない品種も多いですが、ヤツガシラは、全部食べられます。 日本では、稲作が普及するより先に、サトイモの水田が耕作されていたらしいです。・・・縄文時代のころの話です・・・ コンニャクや、タロイモも同じ食用サトイモの仲間です。 サトイモ科の仲間は、単子葉類のくせに、葉っぱがそれらしくなく、変化に富んでいるため、観葉植物となっている物がたくさんあります。 食用になる物以外のサトイモの仲間は、シュウ酸塩の結晶を含んでいる物が多く、大多数は有毒植物です。 |
黒竹(クロチク) 稲科 タケ亜科 黒竹は、淡竹(ハチク)の園芸品種です。 庭の隅に植えてあります。 30年以上笹状態だったのですが、肥料をやったら太い竹が出てきました。 。 今年も太いタケノコが出てきたので、勢いを殺ぐのをかねて、タケノコを折取って試食してみました。 ・・・エグミ、ニガミもほとんど無くけっこうおいしかったです・・・ 孟宗竹のタケノコは、地上に顔を出す前に掘り出してしまわないと、アクが強くなってしまいますが、淡竹のタケノコは、地上に出た物を折取っても問題ないようです。 竹は放置しておくと、藪となってしまうので、狭い庭では勢いのコントロールが肝要です。 ・・・よけいな所に出てきたタケノコをことごとく、折取ってしまえば、地下茎はそれ以上は伸びないので、一定の範囲に留めておけます。 |
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うんちく ■竹と笹の違い 竹と、笹は植物としては、大きな違いは有りません。 形的な見分け方としては、タケノコの時の皮が、成長しきっても残っているのが、笹で、成長すると落ちてしまうのを、竹と言っているようです。 ■竹は木か草か 竹の本体は地下茎です。 地上に出ている竹は、枝のようなものと考えられます。 竹はいったん生長してしまうと、太くなることも、高くなることもなく、毎年枝を新しく出すのみです。 地下茎は、毎年成長し、古い部分は10年程度で枯れてしまうそうです。 地下茎も、太くなることは有りません。 竹の花は滅多に咲かず、60年〜120年以上の間、地下茎を伸ばして成長します。 花が咲くと、大部分は枯れてしまい、わずかに残った地下茎と、タネから再度成長を開始します。 このような生態から、多年生の草と言うのがもっとも近そうです。 草は、もともと樹木だった物が、過酷な気候変動に対応して進化した、生物と言われています。 竹類は気候が安定してきてから、樹木と同じような長期成長の方向に、再進化したのかもしれません。 ・・・そうだとすれば、イネ科の植物の最先端を行っているのかも・・・ なお、日本は、竹類の生えている北限です。 |
http://fujibamboogarden.com/light/index.html |
富士竹類植物園 珍しい、竹専門の植物園です。 |