樹木のページ
 
■自宅や近所の樹木など・・・
 














 
 












 
 




































 
ナツメヤシ

ヤシ科
ナツメヤシ属

ナツメヤシの実は「デーツ」と呼ばれるようですが、デーツのドライフルーツはスーパーなどで見かけます。

で、これの種子の発芽実験をしてみました。

ドライフルーツを食べてしまった後で、種子をよく洗い、水に漬けておいた所、発根してきました。
発根率は半分程度の感じです)

発根した種子を鉢に植えてみた所、1本だけ葉が出てくるところまでこぎ着けました。

ナツメヤシは、中東の砂漠に生えてるイメージのヤシの代表種の一つですが、ドライフルーツから発芽してくるのはなかなか面白いです。

雌雄異株なので、育ったとしても実がなるかどうかわかりませんが・・・

地植えで成長すると、結構巨木になります。





 
     
 
 



















 
 
マテバシイ(馬刀葉椎)

ブナ科
マテバシイ属

近所の街路樹に植えられていました。
大きなドングリが沢山生ってます。
このドングリは食べられるらしいです。

シイの木としては、葉が大きく、南国風です。



 
 
 



















 
 
月桂樹(ローレル)
・・ローリエとも言います

クスノキ科
月桂樹属
地中海沿岸原産

3月になって花が咲きました。

刈り込まないとかなり大きくなってしまいます。

香辛料として有名ですね。
葉を乾燥させて使うようです。



       
 
 





































 
 
ココスヤシ

ヤシ科 ブティア属
南米原産

ヤタイヤシ、ブラジルヤシ、両種の雑種をココスヤシと呼ぶようです。

近所にあったココスヤシ。
畑に地植えされてて、毎年実が付いてます。

ココスヤシの実はオレンジ色で良いにおいがします。
・・・食べられるらしいです。

大きさはピンポン球程度で、中に大きな種が入っています。
















 
 
 





















 
 
ココスヤシ

実を拾ってきて撒いてみたら発芽しました。

2年目の写真です。
ヤシには見えませんね。

土の上に見えてる、白っぽい丸いのが発芽しなかった種子です。










 



























 
 


























 

4年目の写真です。

幼苗の屋外越冬はムリに思えたので、冬は室内に取り込んでます。
ようやく葉っぱが分岐してきました。
 

6年目の写真です。

真ん中の株はだいぶ大きくなってきました。
少しヤシの木らしくなってきたようです。

 
 


















 
 
ココスヤシ

8年目の写真です。
一番大きな株を独立させました。
この株で屋外での通年栽培に挑戦です。

ココスヤシは、羽状複葉のヤシの中ではかなり耐寒性があります。
回りのヤシの中ではシュロに次ぐ耐寒性と言って良いと思いますが、八王子の環境では、種子から発芽しての越冬は難しいようです。

我が家では、ソテツの小苗の越冬は失敗してます。
 

ココスヤシの成長はかなりゆっくりなようです。
この調子だと、成木になるのには相当の年月がかかりそうです。

ヤシ類の成長は普通の樹木とは異なり、最初は背丈が伸びず、もっぱら根元が太くなってきます。
根元が十分な太さとなると、高さ方向に成長を始めるようです。

2018年は猛烈な寒波に見舞われ、夜間の最低気温が−8℃程度まで下がりましたが、なんとか越冬しました。
期待以上の耐寒性がありそうです。
ちなみに、近所のソテツやフェニックスはかなりのダメージを負ってました。

 
 









































 

ココスヤシ

13年目です。(2022年)
少し大きくなりました。

葉がしっかりしてきて、ヤシの葉に見えるようになってきてます。
































 
 
 





















 
 
トウジュロ(唐棕櫚)

ヤシ科 シュロ属

中国原産のシュロです。
日本のシュロより小振りで葉が折れ曲がりません。
シュロはかなり寒さに強いヤシの木で国内に自生してます。

30年で4mほどに成長しました。
10cmちょっと/ 年の成長率です。
ヤシの木は剪定が出来ないので、成長が遅いことは、庭木としては重要なポイントです。

写真のように春に花が咲きます。
この木は雄株ですね。

 
 
 





















 
 
キンシバイ (金糸梅)

オトギリソウ科 オトギリソウ属

中国原産の灌木です。

初夏に黄色の花を咲かせます。
実は朱色で艶があってきれいです。

園芸品種もいくつか作出されているようです。







 
 
 





















 
 
ヤブニッケイ(藪肉桂)

クスノキ科

庭にいいにおいのする木が生えてきたので、調べてみました。

シナモン (肉桂)と似た香りなので、ヤブニッケイと言うようです。

山に自生しているらしいです。
・・・鳥がタネを落としていったのかも・・・
野生状態では、結構な巨木になるらしいので、狭い庭では刈り込みが必要ですね。



 
 
 





















 
 
ユリノキ

モクレン科 ユリノキ属

五月半ばに、近所でユリノキの花が咲き出しました。

花の蜜が豊富で、蜂蜜の原料にもなっています。

上野の国立博物館に、大きな樹があります。

北アメリカ原産で、明治時代に渡来した、外来植物です。




 
 
 






















 
 


バラ科 サクラ属

二月も終わりに近くなったら、庭の梅が咲き出しました。

梅は、古代に中国から渡来した、外来植物です。











 
 
 





















 
 
グレープフルーツ1

ミカン科
ブンタン(文旦)の突然変異と言われてましたが、ブンタンとオレンジの自然交配雑種らしいです。

果物屋で買ってきた、グレープフルーツの種が育ったものです。

グレープフルーツの樹には、強烈なトゲがあります。
5cmくらいの釘のような鋭いトゲが生え、危険なので、幹の下の方のトゲは切り取りました。





 
 
 
■うんちく
ミカンの仲間は、元々亜熱帯をふるさととするため、寒さにはあまり強くありません。
当地は冬の寒さが割ときつい土地柄なので、グレープフルーツには厳しいですね。
 
ミカンの皮に含まれる油は、発泡スチロールなどのプラスチックを溶かす性質が有ります。
これを利用して、発泡スチロールのリサイクルに利用出来るようです。
 





















 
 
グレープフルーツ2

発芽して、20年近くとなり、初めて結実 しました。・・・一個だけ・・・

樹の高さは6mほどで、剪定しなければさらに倍位になりそうです。
ミカンの樹としては大きい方ですね。

柑橘系は成木になるまで長い年月がかかるので、忍耐が必要です。
・・・接ぎ木という裏技はありますが。



 
 
 




















 
グレープフルーツ3

上記の一個実った後、3年たったら、10個の実が付きました。
今年のは、名前にふさわしく、ブドウの房のように付いています。

なお、この実は見た目はおいしそうに見えますが、酸味、苦みとも強くておいしくありません。
実が熟すには温度が足らないと思われます。
実が熟すのは正月前後ですが、この時期の気温が十分に高い環境だとおいしくなる可能性はあります。




 





















 
 
2008年秋

内側から見るとこんな感じです。

グレープフルーツの実は、内側に付きます。

普通のミカンのように、直射光が当たらないので、皮がツルツルなんでしょうかね・・・









 
 
 




















 
 
グレープフルーツ4

グレープフルーツの花です。

通常のミカン類は、一つを残して花が落ちてしまいますが、グレープフルーツは、花が落ちにくく、まとまって結実します。

これは、古い柑橘類の特徴らしく、グレープフルーツは先祖返りの特徴をもっているらしいです。







 




































 
 
グレープフルーツ5
2018年は寒波による厳しい寒さで、かなり樹が痛みました。
枯死はまぬがれましたが調子が戻るまで、少し時間がかかりそうです。
ちなみに、夜間の最低気温が−8℃程度まで低下しました。

樹の状態からみると、この辺が生存限界のようです。

幸い、春になったら新芽が出てきました。




















 
 
 






















 
 
アセビ

ツツジ科 アセビ属

アセビは、山にもよく生えています。

有毒植物なので、注意です。












 
 
 





















 
 
メキシコ・マンゴー
(アップルマンゴーのひとつ)
ウルシ科

種から発芽した所です。

殻を割って、濡れたティッシュで包んでおいた物です。
もうちゃんと植える必要がありますね。

先に根が出て来て、葉は後からです。







 






















 
 
アップル・マンゴー

ウルシ科

これも、果物屋で買ってきたマンゴーの種が発芽したものです。

室内で、ハイドロカルチャとして栽培してますが、そろそろ土に移行しないと成長しないようです。

マンゴーの種は、カラを取ってしめらせておくと、割と簡単に発芽しますが、芽の伸びないうちに乾燥すると、ダメになってしまいます・・・要注意です。

漆の仲間なので、熟してない実を食べるとかぶれるとか・・・

 
 
 





















 
 
コーヒーの木1

アカネ科 コーヒーノキ属

アフリカ原産

コーヒーの実です。

これを乾燥させて、中の種をとりだすと、コーヒー豆となります。

コーヒーの木は乾燥に弱く、水やりを忘れるとすぐ葉が落ちてしまいます。
又、しおれた葉は、水をやっても回復しません。





 






















 
 
コーヒーの木2

実を埋めておいたら、発芽しました。

しわしわの葉っぱが二枚ついていますが、これが子葉です。
(種の中にあった葉っぱ)













 
 
 






















 
 
コーヒーの木3

コーヒーの花です。

コーヒーの花は自家受粉するようで、実が出来てきます。














 
 
 





































 
 
ケヤキ (欅)

ニレ科 ケヤキ属

秋川の川縁に生えていました。

ケヤキは関東地方では、メジャーな樹木です。
かなり大きくなり、形もきれいです。
材木としても、質の良い木です。

潮風に弱いので、海岸近くには、生えていません。





















 
 
 






















 

モミ (樅)

マツ科 モミ属

日本特産です。

樅の新芽は案外きれいです。
かなり大きくなる針葉樹で、割とラフな樹形になります。

柔らかめの材木となります。

日本では、クリスマスツリーに使われます。
・・・枝が太めで飾りを吊しやすいためでしょうか・・・





 






















 

モミが育つとこんな感じになります。
都民の森に生えていたかなり大きい樹で30mくらいの高さだそうです。

 
 






















 
 
アオキ (青木)

ミズキ科 アオキ属

近所の山に生えていた、斑入りのアオキ。

野生なのか、園芸品種のタネが飛んだのか、びみょ〜











 
 
 







































 
 
ポポー

バンレイシ科 アシミナ属

北アメリカ原産

ポポーの苗木を入手しました。
「サンライズ」と言う品種です。

・・・秋に入手した時は、葉が落ちていて枯れ枝のようだったのですが、春になったら芽をだしてきました。
























 
 
 






















 
 
ユーカリの木

フトモモ科 ユーカリノキ属

オセアニア原産

西八王子近くの公園に有りました。

かなり大きい木です。

ユーカリは葉っぱに特徴があり、通常の植物と違って、裏表の違いが少なく、気孔が表裏にあります。






 
 
 





















 
 
タギョウショウ(多行松)

松科 松属

赤松の品種です。

通常の松と違って、主幹が出来ず、枝が沢山出ます。

樹齢は30年を超えています。

松の木は典型的な陽樹で、日当たり、風通しが悪いと調子を崩します。・・・荒れ地に最初に生える樹木の一つです・・・





 






















 
 
タギョウショウの雌花です。

松の雌花はきれいな赤色のが多いですね。

これが熟すと、マツボックリになります。













 
 
 






















 
 
ソテツ (蘇鉄)

ソテツ科 ソテツ属

ソテツは古代から生き残って来た生きた化石です。

熱帯植物なので、日本では、九州南部が北限です。
関東でもたくさん植えられていますが、寒さにはあまり強くありません。

浜松市 東漸寺の境内で見かけたものです。





 
 
 






















 
 
イヌマキ

マキ科 マキ属

裸子植物です。

生け垣などに良く使われています。

南国の木なので、関東ではあまり見かけません。

浜松市で撮影。







 
 
 






















 
 
 杉

スギ科

「矢立の杉」

甲州街道の笹子峠旧道脇にある杉の巨木です。
天然記念物となっています。
樹齢は1000年に及ぶと言われてます。

途中で折れてしまっているため、高さはないですが、幹の太さは相当なものです。
中がウロとなっており下から、空がみえます。

杉は日本の固有種です。
長寿で有名ですね。

 





















 
 
杉花粉

・・・悪名高い、杉花粉の拡大写真です。
・・・リンゴみたいな形ですね。















 
 
 
 
 
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