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三代目、メインコンピュータの顛末・・・
 























 
 
2006年 8月 ロールアウト

三代目、メインコンピュータ

マザーボード: SuperMicro H8DC8
CPU: Opteron 265 ×2
メモリ: 512MB ×4
HDD:SATA 250GB ミラー
Video: Gladiac 776GS
ケース: CM STAKCER
電源: 620W

・3.5インチFDD
・DVDマルチドライブ
・250MB MOドライブ
・650MB PDドライブ
・カードアンプ
・SCSIカード

・CRTとFPDのデュアル・ディスプレイ

 






































 
 
正面パネルです。

最上部が電源スイッチと、USBポート。

2段目は、FDD

3〜5段目は、冷却孔(HDD予備スペース)。

6段目は、DVDマルチ・ドライブ。

7〜9段目は、HDDスペース。

10段目は、MOドライブ。

11段目は、PDドライブ。

最下段は、冷却孔。

この筐体は、精度はもう一つですが、ガッチリ出来ており、改造しやすいのも利点です。

穴だらけなので、騒音的には不利ですが、冷却には有利で、発熱の多い構成向きです。










 
 
 
























 
 
左側面から見た内部。

このマザーボードは、チップセットの発熱が多く、直接ファンで冷却しないと、安定動作しないようです。

中央の大型ファンは、チップセット冷却用です。
DINレールの切れっ端を使って増設しました。

ファンは、その他に、背面一つ、正面二つ、天板に一つついているので、合計5個となります。

電源は、最下部に搭載しました。







 

























 
 
右側面から見た内部。

IDEケーブルと、FDDケーブルは、基板の裏側から通しました。

2008年10月に、マザーボードが故障してしまい、ボード交換をしたついでに、Videoカードをグレードアップしました。

Video: Gladiac 998GTX Plus

統合シェーダーを搭載したタイプで、汎用ベクトルプロセッサの機能を持っています。

このビデオカードは、冷却を考慮して、2スロットサイズとなっており、外部に直接廃熱します。




 
 
 
























 
 
故障したマザーボードの交換用に入手した、同一型番の新しい基板。
(SuperMicro H8DC8)

中央の銀色のヒートシンクの付いたチップがかなり発熱します。

CPUは、AMDのOpteron200シリーズを、二個実装できます。

実装したのは、Opteron265で、1.8GHzのコアクロックの、デュアルコアです。

マザーボードとしては、4コアとなります。

・・・最初のマザーボード・・・まだ二年しか使ってないのに・(T_T) ・・・
片方のPCIexpressのスロットが死にました・・・ファンの付いているチップセットの故障です・・・


 

























 
 
マザーボードの裏側です。

CPUからの配線が、かなりのスペースを占めています。

ハード的には、CPUは4コアですが、実際のアプリケーションでは、マルチプロセッサを意識した作りの製品でも、2コア程度までの物が多いようで、スレッドを4コアに分散してくれる物は少ないようです。
・・・宝の持ち腐れか・・・

2017年現在では、タブレットでも4コアは珍しく無くなりました。
ソフトウェアもマルチコアへの対応が進んだと言うことですね。







 
 
 
























 
 
マザーボードに、CPUとメモリを実装して、ケースに組み込んだところ。

背面ファンの空気の流れを制御するために、マイラーフィルムのバッフルを取り付けています。

このタイプのCPUは、メモリコントローラを内蔵しており、CPUごとにメモリに個別にアクセス出来るため、トータルのメモリバス幅は、128bit×2と、かなりの帯域を期待できます。
・・・ピーク時には、4枚のメモリカードにほぼ同時にアクセスすることが可能となります・・・








 

























 
 
CPUにヒートシンクを取り付けたところ。

CPUの冷却風が、メモリとローカル電源にも当たるように配置されているようです。

チップセットのヒートシンクは、拡張カードとの干渉を嫌って、背の低い物が使用されているため、冷却は今ひとつです。

特に、高性能ビデオカードは、2スロットを占有するため、チップセットの冷却には、ますます不利です。

今後のマザーボードの冷却は、ビデオカードと、チップセットを重視する方向が必要と思われます。





 
 
 
■トラブル記録 2009年8月
 WindowsVISTA 64bit版を、デュアルインストールしました。
 VISTA用に、HDD 500GBのミラー設定(RAID1)を増設。
 メモリを、4GB増設して、トータル、6GBとしました。
 
・・・VISTAと、ミラーリング(RAID1)の設定でトラブルを起こし、だいぶ遊ばれました・・・
・・・NVIDIA のRAIDは、かなりクセがあるようです。
データは壊れませんでしたが、RAID設定が壊れてしまい、起動不能となるトラブルが発生しました。
 
 VISTAx64は、クリーン・インストール状態で、1.3GB程度のメモリを占有するようです。
 VISTAx64用のSCSIドライバが入手出来ず、VISTA環境では、MOとPDドライブは使えない状態です。
 
 なお、VISTAは、遅い々と言われてますが、メモリをたんまり積むと結構早いです。(^_^)
 
■トラブル記録 2010年2月
 VistaからWindows7へのアップグレードに挑戦しましたが、エラーとなってしまい、うまくいかないようです。
 RAIDが破壊されてしまいました。・・・設定を変えてリトライです・・・(T_T)
 
 不思議なことに、VistaがインストールされているHDDではなく、ブートローダしか関係ないはずの、XPのインストールされたHDDのRAIDが破壊されました。
 Windows7のインストーラには、RAIDがらみのバグがある可能性があります。
 
 ・・・どうもVistaの件と言い、ブートローダの書き換えをするインストーラの動きが疑わしい???
 ・・・RAIDの設定が書き込んであるHDDの領域を、Windowsのインストーラが書き壊してしまうのではなかろうか。
 
 
■トラブル記録 2010年4月
 Windows7のインストールがうまくいかない原因が、だいたい特定できました。
 どうも、オンボードRAID用のユーティリティに原因があるようです。
 RAID BIOSにて、RAID1を設定しておき、Windows7をクリーンインストールすれば、インストールは成功します。
 その後、RAIDユーティリティをインストールすると、クラッシュしてしまうようです。
 RAIDユーティリティは、Windows7用のはまだリリースされておらず、Vista用のを流用しましたが、これがWindows7の環境では、ブートローダのセクターと干渉してしまう可能性があります。
 ・・・ちなみにこのRAIDユーティリティは、Windows7の互換性チェックプログラムには、引っかからないので要注意です。
 
 しかたないので、当面はRAIDのメンテナンスは、WindowsXp側で行うこととします。
 ・・・ともあれ、なんとかWindows7 x64 と、WindowsXp x32のデュアル環境構築に成功したようです・・・
 
※RAIDユーティリティについて、マザーボードメーカーに問い合わせてみたのですが、チップセットメーカーが対応してくれないのでどうしようもないよ・・・と言うことでした。
 
 























 

■トラブル記録 2015年 7月

CPUクーラーのファンモーターが故障しました。

昼の暑い時に異音が出てきたので、ケースを開けてみると、ファンが振動してました。
・・・ベアリングが寿命です。

ICE BLADE 100 と言うCPUクーラーが入手できたので交換しました。

元々のリテールクーラーより、多少えるようです。
重負荷で、CPU温度は50℃にとどまります。

元々のクーラーは9年保った事になります。


 

純正のCPUクーラーは、トップフローでしたが、代替CPUクーラーはサイドフローなので、風向きをどうしようかと思いましたが、筐体上部に電源取り付け用のスペースが空いていたので、風を上にぬいてから背面側に排気するように実装しました。
上部電源スペースの背面側はパンチメタルをはめて排気口としました。

 
 
 
 
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